小渕優子議員完全応援宣言

いやはや、完全にはめられてしまった小渕優子議員。しっかし、安倍晋三界隈、原発推進まるもうけ連っつうのはやり口が汚いですわ。ほんま。エエ、腹の立つ、腹の立つ、この恨み、はらさで~、という感じです。まあ、確かに小渕さんもちょっと脇が甘かったかもしれませんが。。。とはいえ、さぞ無念口惜しや、、、松若さま、、、心中察するに余りあります。

特に、腹がたつのは、演劇を愛する人間のはしくれとして、「観劇会」という名目がやりだまにあがっていることであります!あぶらぎったおっさん議員が、料亭で飲み食いしたり、キャバクラで札びらきったりするよりは、後援会の人やなんかと芝居をみてもらったほうが、よっぽど健全ではありませんか!明治座でお芝居、いいじゃありませんか!どんどん観てください!

こういうバッシングをみていると、日本の演劇を観るということに対する見識のなさには、ほとほと嫌気がさします。バッシングしている人間どもは、明治座で芝居見物して、浜町で一杯やるとかなんとかしてからものを言え!という気が致します。おっと、こりゃ、なんじゃやら趣旨が違いました。

川口松太郎の『お江戸みやげ』よろしく、たまに(農閑期などに)江戸東京にでてきて芝居見物をして帰る、というのは、田舎の人たちにとって、上京の一定のモデルとして成立してきたはずである。歌舞伎座新橋演舞場にいくと、地方ナンバーのバスが止まっている。農協や、ゆうちょなどの観劇会である。幕間に幕の内弁当を食べる。染五郎を観る。たまの贅沢。たまには羽のばして。これが、歌舞伎や新派、大衆娯楽としての演劇の忘れてはならない客層である。今回の小渕さんの後援会の件もそういうことではないか。

まあ、お父様から引き継いだ地盤が、こんなことで、びくともしないことを期待します。議員辞職まで追い込まれたとしても、是非また永田町に帰ってきてほしいと思います。民主党の体たらくを考えると、自民党脱原発議員は頼みの綱です。

 

今日の記者会見も実に立派でありました。無念さに唇をかんでいるような、鋭い表情でありました。原発問題について、次の世代のためにやることがたくさんある、という趣旨の発言があったことは、少ない会見時間のなかで、価値があったと思います。また、「私自身、わからないことが多すぎる」という発言に、やましいことなんてない、という強い意志を感じました。また、「子どものころから一緒にやってきたスタッフ」「信頼するスタッフ」といったところに、後援組織への愛を感じました。今頃地元の事務所のスタッフは、悔し涙に目をうるませているのではないかと思います

各不用意な発言、笑っ~て許して。著者敬白。

 

会見の全文のリンクも張っておきます。


「疑念をもたれていることについて調査をし、結果を示すことに全力を尽くしたい」~小渕優子経産大臣辞任会見全文 (1/2)